舟肘木(読み)フナヒジキ

デジタル大辞泉 「舟肘木」の意味・読み・例文・類語

ふな‐ひじき〔‐ひぢき〕【舟肘木】

舟形肘木。また、この肘木でます斗形)を用いず直接けたを受ける形式

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の舟肘木の言及

【建築組物】より

…斗と肘木との組合せ方によっていろいろの名称がある。柱上に肘木をおくだけのものを舟肘木,斗一つの上に肘木をおくものを大斗(だいと)肘木,その上に斗を三つおくものを三斗(みつど)組という。壁から直角に前方へ出たものを手先(てさき)の組物といい,三斗組で前方に肘木を出し,先に斗をのせたものを出三斗(でみつど),その先の斗の上に1組の斗と肘木をのせたものを出組(でぐみ)という。…

※「舟肘木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android