航路図(読み)こうろず(英語表記)navigational chart

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「航路図」の意味・わかりやすい解説

航路図
こうろず
navigational chart

船舶の航行する一定水路海路を表示した地図航路は初め一定していなかったが,海上交通発達につれて次第に固定化し,陸路と同じように永久的な交通路として,地図にも記入されるようになった。本来は2地点間の最短距離を結ぶものが航路となるべきであるが,潮流や水深,障害物,船の大きさ,航海技術などによって定まっている。定期航路と,おもな不定期航路とが世界地図に図示してある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android