船田石器時代遺跡(読み)ふなだせっきじだいいせき

国指定史跡ガイド 「船田石器時代遺跡」の解説

ふなだせっきじだいいせき【船田石器時代遺跡】


東京都八王子市長房町にある敷石住居跡。東に向かって流れる南浅川に北側から流入する船田川の右岸所在。1927年(昭和2)に敷石住居が1棟発見され、当時としては貴重な遺跡であったことから翌年に国の史跡に指定。1968年(昭和43)以降、古墳1基と317棟の住居跡が確認され、大集落跡であることがわかった。現在は埋め戻されて広場になっているが、敷石住居は直径約5mの範囲に河原石を敷いたもので、中央に直径約60cmの炉があった。JR中央本線西八王子駅から京王バス「児童館前」下車、徒歩すぐ。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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