色衆・職衆(読み)しきしゅ

精選版 日本国語大辞典 「色衆・職衆」の意味・読み・例文・類語

しき‐しゅ【色衆・職衆】

〘名〙 (「しきしゅう」とも) 仏語
法会、灌頂などのとき、梵唄(ぼんばい)や、散華(さんげ)金剛杵(こんごうしょ)を持つなどの職務を勤める僧衆
※観智院本三宝絵(984)下「みづから儀式をつくり、さらに色衆をととのへて改めていつくしく行へり」
五衆一つ色蘊(しきうん)のこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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