色釉(読み)イログスリ

デジタル大辞泉 「色釉」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ぐすり【色×釉】

着色剤を混合したうわぐすり陶磁器上絵をかくのに用いる。しきゆう。

しき‐ゆう〔‐イウ〕【色×釉】

いろぐすり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「色釉」の意味・読み・例文・類語

しき‐ゆう ‥イウ【色釉】

〘名〙 焼物表面に絵、模様を描くために用いる種々の色の釉(うわぐすり)。各種の無色釉末に、鉄、マンガン、金などの金属化合物の粉末一種または数種混合したもの。いろぐすり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の色釉の言及

【陶磁器】より

…同じ物質が何種類かの色を呈するのは焼成温度,焼成雰囲気あるいはうわぐすりの差によるものである。うわぐすりにもともと色が付いているもの,すなわち彩飾と釉掛が同時にできるものが色釉である。陶磁器の製造工程の代表的な例を図2に示す。…

※「色釉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android