芝引（読み）シバヒキ

デジタル大辞泉「芝引」の意味・読み・例文・類語

１覆輪ふくりんの一。刀の鞘尻さやじりの刃のほうにつけた金具。
２火縄銃の台座の先端。

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〘名〙

① 太刀の鞘尻(さやじり)の刃の方に伏せて装着した筋金。〔運歩色葉（1548）〕

※幸若・烏帽子折（室町末‐近世初）「しば引・石つき・かはさきにいたるまでも、上品のこがねをもってひかめきたって見えてさう」

② 火縄銃で、銃座の先端に付ける金具。

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