花川戸町在方分(読み)はなかわどまちざいかたぶん

日本歴史地名大系 「花川戸町在方分」の解説

花川戸町在方分
はなかわどまちざいかたぶん

[現在地名]台東区浅草二―五丁目・千束せんぞく一丁目・同三―四丁目・竜泉りゆうせん三丁目・東浅草ひがしあさくさ一―二丁目・日本堤にほんづつみ一―二丁目・清川きよかわ一―二丁目、荒川区南千住みなみせんじゆ三―四丁目

浅草寺の北方および日本堤北方にある。天正一八年(一五九〇)に浅草寺領の大略が定められた際、その領域内に含まれた。花川戸の名については、桜並木のある川端通りがあり、その渡しを花方渡ともいったという説、桜並木のある方に渡るの意であるとの説、また「端河津」の転訛であるとの説などがある(新撰東京名所図会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android