花韮(読み)ハナニラ

デジタル大辞泉 「花韮」の意味・読み・例文・類語

はな‐にら【花×韮】

ヒガンバナ科多年草。細長い葉が束になって出る。春、花茎の先に、紫色を帯びた白い6弁花を上向きに開く。傷つけるとニラ匂いがする。アルゼンチン原産で、観賞用。ブローディア
ニラのつぼみのついた花茎。中国料理などで用い、油いためにする。

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精選版 日本国語大辞典 「花韮」の意味・読み・例文・類語

はな‐にら【花韮】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科球根植物。南米原産で観賞用に栽培される。卵球形で径一五ミリメートル内外の鱗茎がある。葉は、広線形肉質で鮮灰緑色、長さ一五~三〇センチメートルで多数束生する。春、高さ二〇センチメートルくらいになる花茎の頂端に白色で径三センチメートルほどの六弁花を一花つける。花弁の基部は漏斗状であるが上半部は星状に開き、藤青色の脈が目立つ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「花韮」の解説

花韮 (ハナニラ)

学名Ipheion uniflorum
植物。ユリ科の球根植物

花韮 (ハナニラ)

植物。ニラの蕾と花茎の通称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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