若山牧水生家(読み)わかやまぼくすいのせいか

日本歴史地名大系 「若山牧水生家」の解説

若山牧水生家
わかやまぼくすいのせいか

[現在地名]東郷町坪谷

耳川支流の坪谷つぼや川沿いにある。若山牧水は自然派歌人で、「海の声」「路上」「山桜の歌」などの歌集を出した。また各地を旅し自然に親しみ、多くの紀行文・随筆集も刊行している。牧水は明治一八年(一八八五)に坪谷に生れ、延岡高等小学校卒業後、同三二年延岡中学校(現延岡高校)入学、同三七年早稲田大学入学。同四三年に「別離」で歌壇に名を成した。昭和三年(一九二八)静岡県沼津市の自宅で死去、享年四四歳。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android