苦味剤(読み)くみざい

精選版 日本国語大辞典 「苦味剤」の意味・読み・例文・類語

くみ‐ざい【苦味剤】

〘名〙 千振(せんぶり)龍胆(りゅうたん)黄連(おうれん)などを原料とする苦味の強い薬剤。主に胃液分泌を助け、健胃剤として用いる。苦味薬(くみやく)
※己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉前「産婆が取よせたる苦味剤(クミザイ)産児(うぶご)に与へなどする中に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android