萩野昇(読み)はぎの のぼる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「萩野昇」の解説

萩野昇 はぎの-のぼる

1915-1990 昭和時代医師
大正4年11月20日生まれ。富山県の萩野病院長。戦後,神通(じんずう)川流域で発生した奇病イタイイタイ病と名づけ研究。昭和36年吉岡金市,小林純協力で,三井金属鉱業神岡鉱業所から排出されたカドミウムによる公害病であることをつきとめた。平成2年6月26日死去。74歳。長崎県出身。金沢医大卒。著作に「イタイイタイ病との闘い」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android