葦の根の(読み)アシノネノ

デジタル大辞泉 「葦の根の」の意味・読み・例文・類語

あしのね‐の【×葦の根の】

[枕]
「ね」の音の繰り返しで「ねもころ」にかかる。
「―ねもころ思ひて」〈・一三二四〉
葦の根はうきの中にあり、が短く、分かれる意から「うき」「よ」「短し」「分く」にかかる。
「―き身のほどと知りぬれば」〈後拾遺・恋四〉
「―分けても人にあはむとぞ思ふ」〈後撰・恋二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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