蒲鉾形(読み)カマボコガタ

デジタル大辞泉 「蒲鉾形」の意味・読み・例文・類語

かまぼこ‐がた【××鉾形】

板付きかまぼこの切り口のように、半月形に盛り上がった形。かまぼこなり。「蒲鉾形兵舎

かまぼこ‐なり【××形】

かまぼこがた」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「蒲鉾形」の意味・読み・例文・類語

かまぼこ‐がた【蒲鉾形】

  1. 〘 名詞 〙 板付きかまぼこのように、中高で弓なりになっている形。断面が半月状で左右がやや急に落ちこんでいる形。かまぼこなり。
    1. [初出の実例]「屋根に蒲鉾形(カマボコガタ)丸味を取った棺の様なもののなかに」(出典:満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石四九)

かまぼこ‐なり【蒲鉾形】

  1. 〘 名詞 〙かまぼこがた(蒲鉾形)
    1. [初出の実例]「此ほど京中のとをり道をよくいたし、門(かど)真中をたかく、かまぼこなりにいたす」(出典:咄本・軽口露がはなし(1691)一)

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