蔵入れ(読み)クライレ

デジタル大辞泉 「蔵入れ」の意味・読み・例文・類語

くら‐いれ【蔵入れ/庫入れ】

[名](スル)
蔵の中に納めること。⇔蔵出し
貨物を普通倉庫または保税倉庫寄託して、保管させること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蔵入れ」の意味・読み・例文・類語

くら‐いれ【蔵入・庫入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 蔵の中に、入れること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「明暦元年の四月に蔵入(クライレ)して、又取出すは今晩」(出典浮世草子世間胸算用(1692)四)
  3. くらいりち(蔵入地)
  4. 貨物を普通倉庫または保税倉庫に蔵置して、保管させること。
    1. [初出の実例]「保税倉庫の貨物蔵置期限は庫入の日より満二箇年とす」(出典:保税倉庫法(明治三〇年)(1897)七条)

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