デジタル大辞泉
「薄紅」の意味・読み・例文・類語
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うす‐くれない ‥くれなゐ【薄紅】
〘名〙 (「うすぐれない」とも)
① 薄いくれない色。うすこう。淡紅。
※
山家集(12C後)上「類ひなき思ひいではの桜かなうすくれなゐの花のにほひは」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
うすくれない【薄紅】
色名の一つ。淡く、ややくすんだ紅色。「くれない」は古い読み方で、近世以降は「べに」とも読む。紅色を帯びた色合いの形容として一般に用いられ、薄さの程度は時代によって少しずつ異なり、桃色に近い色から、赤みの強い色まで幅広い。紅はキク科ベニバナの花びらから紅色素を抽出した染色の色。紅色の鮮やかさに対し、薄紅の淡い色合いは穏やかで控えめな印象がある。現代でも口紅などに用いられる。
出典 講談社色名がわかる辞典について 情報
薄紅
青森県青森市、おきな屋が製造・販売する銘菓。青森産紅玉りんごの輪切りを砂糖で煮て乾燥させたアップルグラッセ。食べやすい一口サイズに切り分けられた「薄紅百顆(うすくれないひゃっか)」もある。
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