藤原梶長(読み)ふじわらの かじなが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原梶長」の解説

藤原梶長 ふじわらの-かじなが

?-? 平安時代前期の武人
北家藤原楓麻呂(かえでまろ)の曾孫(そうそん)。陸奥大掾(むつのだいじょう)。元慶(がんぎょう)2年(878)出羽(でわ)でおきた俘囚(ふしゅう)の乱(元慶の乱)のさい,押領使(おうりょうし)に任命される。出羽権介(ごんのすけ)藤原統行(むねつら)らとともに鎮圧にむかい大敗。草の間にかくれて5日間何もたべず,敵の去ったあとひそかに陸奥に逃げかえったという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android