藤原道子(読み)ふじわら みちこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原道子」の解説

藤原道子 ふじわら-みちこ

1900-1983 昭和時代政治家
明治33年5月26日生まれ。大正4年上京,はたらきながら看護婦試験に合格賀川豊彦の影響でクリスチャンとなる。戦後社会党にはいり,衆議院議員(当選2回),参議院議員(当選4回)。社会保障にとりくみ,売春防止法制定などでも活躍した。山崎劒二(けんじ)はもとの夫。昭和58年4月26日死去。82歳。岡山県出身。著作に「ひとすじの道に生きる」。

藤原道子 ふじわらの-みちこ

1042-1132 平安時代中期-後期,白河天皇女御(にょうご)。
長久3年生まれ。藤原能長(よしなが)の娘。母は源済政(なりまさ)の娘。承香殿(じょうきょうでんの)女御とよばれた。准三宮(じゅさんぐう)となり,善子内親王を生む。内親王斎宮となったとき伊勢(いせ)に同行し,ながく滞在。のち京都に阿弥陀丈六堂をたてたという。長承元年8月17日死去。91歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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