藩臣（読み）ハンシン

デジタル大辞泉 「藩臣」の意味・読み・例文・類語

はん‐しん【藩臣】

１ 帝室の守護をする臣。藩屏はんぺいの臣。
２ 藩主の臣。諸藩の家来。藩士。

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「藩臣」の意味・読み・例文・類語

はん‐しん【藩臣】

〘名〙
① 王室の守護となる臣。藩屏(はんぺい)の臣。〔史記‐南越尉佗伝〕
② 藩主の臣。諸侯の家来。藩士。
※江木鰐水日記‐安政六年（1859）一〇月六日「二人既藩臣、以藩為重、惟藩為是、思万一累藩為大不忠」

出典　精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について　情報

普及版 字通 「藩臣」の読み・字形・画数・意味

【藩臣】はんしん

諸侯。〔史記、秦始皇紀〕異日、韓王地をれ璽(じ)を效(いた)し、臣と爲らんことをふ。已にしてに倍(そむ)き、趙・魏と合從して秦に(そむ)く。

字通「藩」の項目を見る。

出典　平凡社「普及版 字通」普及版 字通について　情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay