藻塩木(読み)モシオギ

デジタル大辞泉 「藻塩木」の意味・読み・例文・類語

もしお‐ぎ〔もしほ‐〕【藻塩木】

釜で藻塩を煮つめるときに用いるたきぎ。
「木の多く流るるをいかにと問へば海人の―をうらへ出ださんとて」〈十六夜日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「藻塩木」の意味・読み・例文・類語

もしお‐ぎ もしほ‥【藻塩木】

〘名〙 藻塩を焼くのに用いる薪。塩釜海水を煮つめるのに用いるたきぎ。塩木
※清正集(10C中)「須磨の浦に蜑(あま)のこりつむもしをぎの辛くも下に恋ひわたるかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android