虎に翼(読み)トラニツバサ

デジタル大辞泉 「虎に翼」の意味・読み・例文・類語

とらつばさ

《「韓非子難勢から》ただでさえ強い力をもつ者にさらに強い力が加わることのたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「虎に翼」の意味・読み・例文・類語

とら【虎】 に=翼(つばさ)[=羽(はね)

  1. ただでさえ威力の備わっているものがさらに威力を加えること。鬼に金棒。虎に角。
    1. [初出の実例]「壬午に、吉野宮に入りたまふ。〈略〉或の曰はく、虎に翼を著(つ)けて放てりといふ」(出典日本書紀(720)天武即位前(北野本訓))
    2. [その他の文献]〔韓非子‐難勢〕

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