虻田稲荷神社(読み)あぶたいなりじんじや

日本歴史地名大系 「虻田稲荷神社」の解説

虻田稲荷神社
あぶたいなりじんじや

[現在地名]虻田郡虻田町字青葉町

虻田町の市街地西端にある。法人名は稲荷神社。祭神は保食神・事代主神。旧郷社。一八〇四年(文化元年)アブタ場所の請負人和田屋茂兵衛が、山城伏見稲荷神社の分霊を与えられてトコタン(現在の字入江)に祠を建て、保食神を祀って氏神としたという。二二年(文政五年)にウス岳(有珠山)噴火によりトコタンが全滅し、社殿フレナイに建立して遷座(虻田町史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android