蜻蛉結(読み)とんぼうむすび

精選版 日本国語大辞典 「蜻蛉結」の意味・読み・例文・類語

とんぼう‐むすび とんばう‥【蜻蛉結】

言継卿記‐天文元年(1532)正月七日「昨日従伯卿斉服之用とて、蜻蛉結之事被申候」
浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四「一張羅帯、引しごいてとんぼう結(ムス)び」

とんぼ‐むすび【蜻蛉結】

〘名〙 紐の結び方。とんぼの羽をひろげた形に結んだもの。とんぼう結び。
※浄瑠璃・一心五戒魂(1698頃)道行「紙で巻いたる草鞋の紐を、とんぼむすびに、しゃんとひねりて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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