蜻蛉羽(読み)アキツハ

デジタル大辞泉 「蜻蛉羽」の意味・読み・例文・類語

あきつ‐は【蜻蛉羽】

トンボはね。また、そのように薄く美しい布。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蜻蛉羽」の意味・読み・例文・類語

あきつ‐は【蜻蛉羽】

〘名〙 (古くは「あきづは」)
① トンボの羽。薄く透きとおって美しいので、羅(うすもの)などのたとえや形容に用いる。
万葉(8C後)三・三七六「秋津(あきづは)の袖振る妹を玉くしげ奥に思ふを見給へあが君」

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