行化(読み)ギョウケ

デジタル大辞泉 「行化」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐け〔ギヤウ‐〕【行化】

仏語
修行教化きょうけ
修行を終えて教化のために巡り歩くこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「行化」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐け ギャウ‥【行化】

〘名〙
① 仏語。修行と教化。
源平盛衰記(14C前)二八師檀の儀は多劫の契り、乃至(ないし)成仏まで互ひに行化(ギャウケ)を助く」
② 仏語。遊行(ゆぎょう)と教化。自己の修行を終えて、教化のために各地をめぐり歩くこと。
伝光録(1299‐1302頃)優婆毱多尊者「行化して魔突羅国にいたる、得度の者はなはだ多し」 〔景徳伝燈録‐二〕

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