行着く(読み)ユキツク

デジタル大辞泉 「行着く」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐つ・く【行(き)着く】

[動カ五(四)]
目的地に着く。到着する。いきつく。「道に迷ったすえ、やっと―・く」
事が最終的な局面を迎える。限界に達する。いきつく。「事態は―・くところまで来た」
すっかり酒に酔う。いきつく。
大臣より先へ酒に―・き」〈浮・禁短気・六〉
すっかり夢中になる。ほれこむ。いきつく。
小田巻といふ太夫、かの男に―・いて」〈浄・嫗山姥
一面にゆきわたって付く。
「白き物の―・かぬ所は、まことにくろき庭に雪のむら消えたる心地し」〈能因本枕・三〉

いき‐つ・く【行(き)着く】

[動カ五(四)]ゆきつく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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