街坊(読み)がいぼう

精選版 日本国語大辞典 「街坊」の意味・読み・例文・類語

がい‐ぼう‥バウ【街坊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「街」「坊」ともに町の意 ) 町。また、村里
    1. [初出の実例]「入府城、街坊荘麗、不甚譲東都」(出典:徂徠集(1735‐40))
  3. 近隣。また、近隣の人。
    1. [初出の実例]「因謝承、不街坊、不親鄰、不人情」(出典:西廂記‐崔鶯鶯夜聴琴雑劇)
  4. がいぼうけしゅ(街坊化主)」の略。〔永平道元禅師清規(13C中)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「街坊」の読み・字形・画数・意味

【街坊】がいぼう(ばう)

まち。ちまた。〔西湖游覧志余、熙朝楽事〕十二二十四日、之れを年と謂ふ。~此れより街坊簫鼓(せうこ)の聲、鏗(かうくわう)としてえず。

字通「街」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android