…おもに中国で発達したといわれ,中国では挿入する紙に故紙を用いることがあり,そこから珍しい資料が発見されることもあるという。また同様に解体して各葉を広げ,裏面に薄くて柔軟な紙をのりで貼りつけてから綴じ直すことを〈裏打ち〉というが,のりを用いるために虫害に注意しなければならない。【竹上 深】。…
※「裏打ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...