襲封(読み)しゅうほう

精選版 日本国語大辞典 「襲封」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ほう シフ‥【襲封】

〘名〙 子孫または諸侯領地を受けつぐこと。
随筆・折たく柴の記(1716頃)上「始封(しほう)、襲封、及び廃除(はいじょ)等、凡三百三十七家」 〔任昉‐王文憲集序〕

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普及版 字通 「襲封」の読み・字形・画数・意味

【襲封】しゆう(しふ)ほう

諸侯の爵封をつぐ。梁・任〔王文憲(倹)集の序〕年六にして豫侯に封せらる。拜するの日、家人ほ幼なるを以て、之れを先にげず。に珪組(けいそ)を(つ)ぎ、王命に對揚(たいやう)し、因りて(すなは)ち感咽し、自ら(た)へざるが(ごと)し。

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