見定(読み)みさだめる

精選版 日本国語大辞典 「見定」の意味・読み・例文・類語

み‐さだ・める【見定】

〘他マ下一〙 みさだ・む 〘他マ下二〙 見てそれときめる。確かにそれと見る。見きわめる。
源氏(1001‐14頃)花宴「まだ、人の有様、よくみさだめぬ程は、わづらはしかるべし」

み‐さだめ【見定】

〘名〙 見て決めること。見て判断をすること。みきわめ。
俳諧師(1908)〈高浜虚子〉二「いづれを湖いづれを海と見定(ミサダ)めがつかう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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