出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…かつては水田での役利用も兼ねた兼用種であったが,最近では肉専用種へと改良方針が変えられた。基礎となった日本の在来種としては,山口県の萩市の西の海上にある見島に産する見島牛が現存し,天然記念物に指定されている。見島牛は黒色の小型の牛で,体型は前軀(ぜんく)が勝っていて性質は温順,もっぱら農耕,駄載に利用されている。…
※「見島牛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」