見計る(読み)ミハカル

デジタル大辞泉 「見計る」の意味・読み・例文・類語

み‐はか・る【見計る】

[動ラ四]計画する。たばかる。
「そこたちの―・りてし給へるならむ」〈落窪・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見計る」の意味・読み・例文・類語

み‐はか・る【見計】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 見て見当をつける。また、見て思案をめぐらす。計画する。たばかる。
    1. [初出の実例]「かしらもえさし出でぬれし物の、いかでより来にけん。そこたちのみはかりてし給へるならむ」(出典:落窪物語(10C後)二)
  3. 控えて様子を見る。
    1. [初出の実例]「ミアワシテヰル ためらふ ミハカッテ 同上」(出典:詞葉新雅(1792))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android