親見世日記(読み)うえーみしにつき

日本歴史地名大系 「親見世日記」の解説

親見世日記
うえーみしにつき

三冊

写本 京都大学総合博物館

解説 近世那覇に設置された行政機関の公務日記のこと。那覇の行政世相記録だけでなく、薩摩鹿児島藩の派遣した在番奉行らや大和(鹿児島船)などとの折衝記録でもあったため、在番奉行らの活動を知るうえでも重要である。台湾大学蔵の写本(乾隆一一年分)などもある。活字本那覇市史」資料篇一―一〇、「琉球資料」上

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android