デジタル大辞泉
「親近」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しん‐きん【親近】
〘名〙
※
古事談(1212‐15頃)三「此児幼稚にて付
二師匠
一在南京。母堂無
レ隙之間、不
二親近
一」 〔
史記‐鄒陽伝〕
② (━する) 貴人の側近く仕えること。
※両足院本山谷抄(1500頃)九「
天子にまぢかう親近したは」
③ (形動) 親しみがあり身近なこと。また、そのさま。
※商品としての
文学(1931)〈
杉山平助〉「
詩人もまた自分自身あるひはごく親近な人々の
衝動を代表して詩を製作したので」
④ 親しい人。みより。えんじゃ。〔
戦国策‐秦策・
孝公〕
しん‐ごん【親近】
〘名〙 (「
ごん」は「近」の
呉音) 近づき親しむこと。親しく交わること。
※
顕戒論(820)中「経文不
レ簡
二別小因及小果
一、已制
レ求
二余経
一。明知
レ求
レ因、制
レ不
二親近
一」
※
今昔(1120頃か)三「此の女を
(きた)なみ蔑
(あなづり)て
自然(おのづか)ら道に会ふ時も唾を吐き鼻を塞ぎ更に不親近
(しんごんせ)ず」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「親近」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報