デジタル大辞泉
「接近」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
せっ‐きん【接近】
〘名〙
① 近くにあること。近接。〔改訂増補哲学字彙(1884)〕
※東京灰燼記(1923)〈大曲駒村〉灰燼余録「
震源地に最も接近して居ると見られた
伊豆七島は大噴火をしたらしく」
② 近づくこと。近寄ること。比喩的に両者の違いが少なくなることもいう。近接。〔日誌必用御布令字引(1868)〕
※二人の友(1915)〈
森鴎外〉「
俗書が段々科学的の書に接近
(セッキン)して来る
風潮を論ずる」
③ 親しくつきあうこと。人との間が親しくなること。
※
浮雲(1887‐89)〈
二葉亭四迷〉三「却ってこれが間に介まらねば、余り
両人(ふたり)の間が接近しすぎて穏さを欠くので」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「接近」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報