角い(読み)カクイ

デジタル大辞泉 「角い」の意味・読み・例文・類語

かく・い【角い】

[形]四角である。かどばっている。
「―・い大阪寿しを」〈近松秋江青草

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精選版 日本国語大辞典 「角い」の意味・読み・例文・類語

かく‐・い【角】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]かく・し 〘 形容詞ク活用 〙 四角なさま。角ばっているさま。
    1. [初出の実例]「真鍮板に縦横の方眼(カクキあな)を雕(ほ)り」(出典米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)
    2. 「小銃弾が、其の窓の周囲を刳り取って角(カク)い窓が形も何にもなくなってしまひ」(出典:銃後(1913)〈桜井忠温〉三〇)

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