解る(読み)ハツル

デジタル大辞泉 「解る」の意味・読み・例文・類語

はつ・る【解る】

[動ラ下二]織った物や編んだ物などが端からとける。ほつれる。
藤衣―・るる糸はわび人の涙の玉の緒とぞなりける」〈古今哀傷

ぬ・る【解る】

[動ラ下二]髪などがゆるんでほどける。
「たけば―・れたかねば長き妹が髪このころ見ぬに掻き入れつらむか」〈・一二三〉

ほぐ・る【解る】

[動ラ下二]ほぐれる」の文語形

ほつ・る【解る】

[動ラ下二]ほつれる」の文語形。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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