触歩(読み)ふれありく

精選版 日本国語大辞典 「触歩」の意味・読み・例文・類語

ふれ‐あり・く【触歩】

〘自カ四〙 =ふれあるく(触歩)
浮世草子・人倫糸屑(1688)潜上者「まして人の物くれたときは、一返にふれありく」

ふれ‐ある・く【触歩】

〘自カ五(四)〙 ひろく人に知らせて歩く。告げ歩く。ふれまわる。ふれありく。
※俳諧・七番日記‐文化一一年(1814)一一月「明安き夜と触歩く雀哉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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