触蛮(読み)しょくばん

精選版 日本国語大辞典 「触蛮」の意味・読み・例文・類語

しょく‐ばん【触蛮】

〘名〙 (「荘子‐則陽」の「有於蝸之左角触氏、有於蝸之右角蛮氏。時相与争地而戦、伏尸数万、逐北旬有五日而後反」による語) カタツムリの角の上にあるという二つの国。転じて、とるに足りないつまらないことをいう。
※新編覆醤続集(1676)五・雑吟「人生誰非夢、功名附触蛮

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android