言成(読み)いいなり

精選版 日本国語大辞典 「言成」の意味・読み・例文・類語

いい‐なり いひ‥【言成】

〘名〙 (形動) 言うとおり。また、言うとおりに行なわれるさま。言うがまま。いうなり。
洒落本・水月ものはなし(1758)上「千万の金をつかふてそこら中から言(イイ)成りにそだてられて」

いう‐なり いふ‥【言成】

〘名〙 (形動) =いいなり(言成)
※俳諧・八番日記‐文政三年(1820)六月「萍や浮世の風のいふなりに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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