デジタル大辞泉 「言捨てる」の意味・読み・例文・類語 いい‐す・てる〔いひ‐〕【言(い)捨てる】 [動タ下一][文]いひす・つ[タ下二]1 言いたいことをその場限りに言う。言いっぱなしにする。「苦情を―・ててその店を出る」2 ふと口にする。無造作に言う。「昔の人は、ただいかに―・てたることくさも、皆いみじく聞こゆるにや」〈徒然・一四〉3 連歌・俳諧で、その場限りで句を詠み捨てて、記録しないでおく。「―・てられし句どもをあつめ」〈貝おほひ・序〉[類語]言い残す・言い伝える・言い置く・捨て台詞 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例