言残す(読み)イイノコス

デジタル大辞泉 「言残す」の意味・読み・例文・類語

いい‐のこ・す〔いひ‐〕【言(い)残す】

[動サ五(四)]
全部言わないで話を残す。「―・したことを手紙に書く」
あとに残る人に言い置く。「伝言を―・して帰る」「遺産分与について―・す」
[類語]言い置く言い伝える言い捨てる捨て台詞

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言残す」の意味・読み・例文・類語

こと【言】 残(のこ)

ことばを残す。言い残す。言い尽くさない。
源氏(1001‐14頃)総角「ただかやうに物隔てて事のこいたるさまならず、さし向かひてとにかくに定めなき世の物語をへだてなく聞こえて」

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