語論(読み)ゴロン

デジタル大辞泉 「語論」の意味・読み・例文・類語

ご‐ろん【語論】

文法研究の一部門。単語形態用法種類を研究するもの。

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精選版 日本国語大辞典 「語論」の意味・読み・例文・類語

ご‐ろん【語論】

  1. 〘 名詞 〙 文法研究の一部門。文章や文の構成中心に取り扱う文章論・文論に対して、単語の語構成や文法的機能、品詞性などを扱う。〔日本文法論(1902‐08)〕

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世界大百科事典(旧版)内の語論の言及

【文法】より

…が,文法と意味(論)の境界の画定が難しい上,一般に機能語の用法は(すべて)文法の問題だという把握が根強いようなので,これに従って,(3)も掲げた次第である。
[文法の下位区分]
 学問としての文法は,しばしば〈シンタクスsyntax〉(統語論,構文論とも)と,〈形態論morphology〉(語形論,語論とも)とに下位区分される。 シンタクスは,単語が連結して文をなす上でのきまり・規則性・原理の研究,すなわち冒頭の(1)(および(3)のうち(1)にかかわること)についての研究である。…

※「語論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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