警固田(読み)ケイゴデン

デジタル大辞泉 「警固田」の意味・読み・例文・類語

けいご‐でん【警固田】

古代大宰府を警固する兵士糧米に充てるために置かれた田地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「警固田」の意味・読み・例文・類語

けいご‐でん【警固田】

〘名〙 平安時代警固所(けいごしょ)兵士たちに給与する粮料をまかなうためにふりあてられた田地。筑前国の公田百町、豊後国の一八町の地などがある。→警固所
三代実録‐貞観一五年(873)一二月一七日「須置一百町、名警固田、如其耕営、収輸之地子、充年中雑用

けご‐でん【警固田】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android