豊山(読み)とよやま

改訂新版 世界大百科事典 「豊山」の意味・わかりやすい解説

豊山[町] (とよやま)

愛知県西部,西春日井郡の町。1972年町制。人口1万4405(2010)。濃尾平野のほぼ中央部に位置し,南は名古屋市に接する。第2次世界大戦中,東部陸軍小牧飛行場が建設され,戦後名古屋空港へと発展するが,1960年ころまでは米作中心の農業地域であった。その後名古屋市のベッドタウンとして都市化が急速に進み,人口も倍増した。空港近くに航空機工場があるほか,西部を通る国道41号線の周辺に多くの工場が進出し,南西部には名古屋中央卸売市場北部市場が設置されている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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