貞烈(読み)テイレツ

デジタル大辞泉 「貞烈」の意味・読み・例文・類語

てい‐れつ【貞烈】

[名・形動]女性貞操がかたく、しっかりしていること。また、そのさま。

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精選版 日本国語大辞典 「貞烈」の意味・読み・例文・類語

てい‐れつ【貞烈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 操を堅く守って気丈であるさま。女性の操がすぐれて堅いさま。また、その操。
    1. [初出の実例]「貞烈(テイレツ)をまもる婦人などにあたへられ候てこそ、勧善懲悪の御政道にもまかりなるべきかの事」(出典信長記(1622)六)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐八哀詩〕

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普及版 字通 「貞烈」の読み・字形・画数・意味

【貞烈】ていれつ

貞節を守って雄々しい。唐・杜甫〔八哀詩、贈太子太師汝陽郡王〕學を好みて、貞烈を(たつと)ぶ 義形(あら)はれては、必ず巾(きん)を霑(うるほ)す

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