読みについて、「色葉字類抄」には「ヒンク」とある。中世の古辞書でビングウと読むのは「饅頭屋本節用集」「黒本本節用集」「運歩色葉集」など、ヒンキュウと読むのは「文明本節用集」「易林本節用集」「書言字考節用集」などである。なお、「日葡辞書」には両形とも掲載されている。このように三つの読みがあるが、今日ではビング、ビングウは仏経典の読みにとどまる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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