貴賤(読み)キセン

精選版 日本国語大辞典 「貴賤」の意味・読み・例文・類語

き‐せん【貴賤】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 身分の貴いことと賤(いや)しいこと。また、身分の高い人と低い人。
    1. [初出の実例]「詔曰、国輸絹絁、貴賤有差」(出典続日本紀‐養老元年(717)一一月戊午)
    2. 「重衡最後を見んとて、貴賤立ち囲みし中を」(出典:謡曲・笠卒都婆(1430頃))
    3. [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕
  3. 金額の高いことと安いこと。
    1. [初出の実例]「賈と云時は価音なり。司馬貞が意は其時節によって貴賤を評して買ふほどに」(出典:史記抄(1477)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む