賁臨(読み)フンリン

デジタル大辞泉 「賁臨」の意味・読み・例文・類語

ふん‐りん【×賁臨】

[名](スル)ひりん(賁臨)

ひ‐りん【×賁臨】

客を敬って、その来訪をいう語。光来光臨。来臨。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賁臨」の意味・読み・例文・類語

ひ‐りん【賁臨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「賁」は、光彩のあるさま ) 他人を敬ってその人が来訪することをいう語。光臨。来臨。光来。
    1. [初出の実例]「移師居之、日夕賁臨、咨詢心要」(出典:翰林葫蘆集(1518頃)一四)

ふん‐りん【賁臨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ひりん(賁臨)」の慣用読み ) 人の訪れて来ることを敬っていう語。
    1. [初出の実例]「すこしお願の筋があるから、一寸御賁臨(フンリン)いたしたのサ」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉三)

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