デジタル大辞泉 「質朴」の意味・読み・例文・類語 しつ‐ぼく【質朴/質×樸】 [名・形動]性格がすなおで律義なこと。また、そのさま。純朴。素朴。「―な人」[派生]しつぼくさ[名][類語]純朴・素朴・木訥ぼくとつ・質実・真率・プレーン・単純・純粋・純・シンプル・純然・純一・至純・純乎じゅんこ・純正・純良・単一・純化・質素・簡素・つましい・地味・つづまやか・つつましい・つつましやか・清貧・清楚・実直・実体じってい・朴直・篤実・生一本・まじめ・生まじめ・大まじめ・真摯・愚直 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「質朴」の意味・読み・例文・類語 しつ‐ばく【質朴】 〘名〙 (形動) (「はく」は「朴」の正音。「ぼく」は慣用音)① =しつぼく(質朴)〔色葉字類抄(1177‐81)〕※談義本・根無草(1763‐69)前「惣じてむかしは人間も質朴(シツハク)にありし故」② 頑固なこと。強情なこと。また、そのさま。※浄瑠璃・念仏往生記(1687頃)五「五色の鬼共あきれはて、扨も扨もしつはく成念仏者や」 しっ‐ぱく【質朴】 〘名〙 (形動) 倹約、節約をすること。また、そのさま。けちであるさま。→じゅんそしっぱく(淳素質朴) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報