デジタル大辞泉
「赤紐」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
あか‐ひも【赤紐】
〘名〙
① 赤色のひも一般をいう。
②
大嘗祭などの時、
小忌衣
(おみごろも)の右肩につけて前後に垂れ下げた紅色のひも。濃紫色と赤色の二条に、鳥や蝶を描いたひもを用いる。たれひも。
※枕(10C終)八九「あかひもの色にはあらぬを、
領巾(ひれ)、
裙帯(くたい)などして」
③ 舞人が
青摺(あおずり)の小忌衣
(おみごろも)の左の肩につけたひも。ひもの色、付け様は②に同じ。
※
讚岐典侍(1108頃)下「小忌
(をみ)のすがたにて、あかひもかけ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報